【結論】
UIは「見た目」、UXは「体験」
シンプルに整理するとこうなります。
・UIデザイナー:画面そのものを設計する人
・UXデザイナー:プレイヤー体験全体を設計する人
つまり、「UIは接点」、「UXは流れ全体」を担当します。
*UIデザイナーの役割
UI(User Interface)デザイナーは、プレイヤーが実際に目にする画面を設計します。
例えば;
・メニュー画面のレイアウト
・ボタン・アイコン・HUD設計
・フォントや視認性の調整
・ゲーム内情報の配置
・スマホUI / コンソールUIの最適化
などです。
*UIの本質は「情報設計」
単なる“見た目作り”ではなく;
・何をどこに置くか
・どう見せると理解しやすいか
・プレイ中に邪魔にならないか
といった情報整理のデザインが中心です。
*UXデザイナーの役割
UX(User Experience)デザイナーは、プレイヤーがゲームを通じて感じる体験全体を設計します。
例えば;
・チュートリアル設計
・操作導線の設計
・難易度カーブの設計
・リテンション(継続率)改善
・ゲーム内行動フローの設計
・離脱ポイントの分析と改善
などです。
*UXの本質は「体験設計」
UXは見た目ではなく、プレイヤーがどう感じ、どう行動するかを設計する領域です。
*UIとUXの関係
UIとUXは分離されているようで、実際は強くつながっています。
例えば;
・UXが「ここで迷わせない設計にしよう」と決める
・UIが「それを最も分かりやすい画面構成にする」
という関係です。
つまり、UXが「設計図」、「UIが実装された画面」とも言えます。
*ゲーム業界特有の違い
Webやアプリと違い、ゲーム業界ではUXがより複雑になります。
理由は;
・リアルタイム操作がある
・感情(楽しさ・緊張)が関わる
・難易度設計と直結する
・プレイヤースキルに依存する
そのためゲームUXは、「心理設計 × 行動設計 ×ゲームデザイン」に近い領域になります。
*実はUXはゲームデザイナー寄りの領域でもある
日本のゲーム業界では、特に;
・UXデザイナー
・ゲームデザイナー(プランナー)
の役割が重なることも多くあります。
そのため、「UX専任がいないが、実質プランナーが担っている」というケースも珍しくありません。
*転職で見るべきポイント
職種名だけでは判断できないため、重要なのは以下です。
・UIツール(Figma / Adobe XD / Unity UIなど)
・UX分析の有無(KPI / ABテスト)
・ゲームジャンル
・チーム構成(UI専任か、兼任か)
・ゲームデザイナーとの分担
*まとめ
・UI=画面・見た目・情報配置の設計
・UX=体験・導線・感情の設計
・UIはUXの一部でもある
・ゲーム業界では境界が曖昧になりやすい
・本質は「プレイヤー体験をどう設計するか」
Creator Worldでは、こうした「職種の違いを超えた本質的なキャリア理解」をテーマに発信しています。
皆さんの現場では、UIとUXは明確に分かれていますか?それとも同じチームで一体設計されていますか?是非ご意見をお聞かせ下さい。
※本記事は、Creator World独自の視点で整理・考察した内容です。ゲーム開発の手法やキャリアパス、求められるスキルは、企業やプロジェクト、開発体制によって異なる場合があります。
